日本時間の9月17日(木)朝8時頃に発生した
チリ沖地震(M8.3).
その地震に伴って発生した津波が太平洋を渡って来襲するとのことで,
徳島県沿岸に
津波注意報が発表された.
また,NHKラジオ第一の放送では,
美波町由岐で 微弱な津波を観測,後に「10cmの津波観測 上昇中」
小松島市で 微弱な津波を観測
と放送されていた.
徳島市と
阿南市の
海岸堤防の海側及び
河川堤防の川側には
『
避難指示』が9月18日早朝3時15分から
発令されていた.
堤防の外側は津波が来るかもしれないからl避難しなさいと各市が求めていたということ.
避難準備情報でも
避難勧告ではなく,
それらの
上の段階の
避難指示!
【避難指示】
(コトバンク デジタル大辞林より)
災害が発生したり予想され、急を要する場合に、災害対策基本法に基づいて、市町村長が居住者・滞在者などに対して地域外へ立ち退くよう強く求めること。 避難勧告よりも危険が切迫しているときに出される。 避難勧告・避難指示には強制力がなく罰則規定はないが、警戒区域に権限なく立ち入った場合は、罰則が科せられる。
「これは大変だ!
もしかしたら,
港湾の荷役や造船等の
港,沿岸の
堤防の外側で仕事されている方達は,
津波注意報による避難指示で
仕事ストップかっ?!
もし
ストップなら,津波の直接被害がなくても経済損失は大きいなぁ!
ホンマ,えらいこっちゃ!」
私は,自前の
ライフジャケットを車に積んで
専門家としての見識を持って『
安全第一』で,
あくまで堤防の内側で,と決意して
津田の木工団地とマリンピアへ状況を確認しに行きました.
■津田木工団地
見たところ,通常業務がこなされているようでした.
この陸閘は開いていました
オーシャン東九フェリーがちょうど着岸するところでした.
■マリンピア沖ノ洲
マリンピアへ渡る南側の橋のたもとあたりの陸閘.
こちらも開いていました.
ここを通る車の車種,通行台数は
通常業務で行き来しているようでした.
海沿いの工事も,津波には注意されていたのだと思いますが,
作業は通常通り工事されていたように思います.
ふと,新町川を望むと,
船が行き来していました.
これもいつも通りなのかな?
徳島県の報告によると,
幸い,今回の津波による徳島県下での
被害はなかったようです.
また,樋門・陸閘等の
注意報時閉鎖対象の
390施設は
すべて朝5時45分の時点で閉鎖完了していたそうです.
門扉の操作は
事前の計画通りに速やかに実施されていて,
しかも
対応が迅速だったと評価できるのではないでしょうか.
しかし,私が思う点が2つ.
①抜き打ち訓練として対応訓練してみては!
今回の津波注意報をきっかけに,少々通常の活動を止めて,
抜き打ちテストのような感覚で,避難体制等を積極的にとってみては
どうでしょうか.
この日は,シルバーウィーク直前の日だったこともあり,
一般的に多忙な状況だったとお察しします.
しかし,
災害は人間社会の都合なんかは選んで起こってくれません.
②状況の変化に対応できる体制だったか?
今回の調査中に「由岐で
微弱な津波を観測」と伝えられていたのが,
「
10cmの津波を観測し,上昇中」と観測に基づく津波の高さがアップしました.
私はこの後,どれくらい水位上昇があるのかと,とても心配していました.
こうした予測や観測など状況の変化,さらに被害が発生しそうな状況にまで
悪くなる事態に至っていた場合,
果たして,対応できる万全な体制が取れていたのでしょうか?
とても心配に感じました.
本投稿で事実と異なる「私の推察」がありましたら,
あらかじめお詫び申し上げます.
コメントいただければ,訂正対応させていただきます.
..○。○。○。。○。。。○。。。。○。。。○。。○。○。○..
【ブログランキング】
おかげさまで約60サイト中、
現在23位。
←クリックの応援、お願いします。 (^^)
軽トラ市7&夜市花火 勝浦町町制60年記念事業
11月15日(
日)11時~19時 @星谷運動公園
打上花火18時~
http://ameblo.jp/genkiichi/