2008年12月29日月曜日

慈眼寺と菩提の神さん




昨日は上勝町の慈眼寺とその近くのうちの山林にあるお神さん「菩提の神さん」の掃除とお正月の準備に、子供達と行ってきました。



慈眼寺のあたりは石灰岩が多く、慈眼寺の石垣は石灰岩で作られています。
白塗りの壁と変わらないほど白い石垣もめずらしくないかな?と思ってパシャリ!


慈眼寺には「おはっつぉ」を納めにお伺いさせていただきました。
いつも荘厳なお寺を訪れると、心が引き締まるとともに、私には心落ち着く場所でもあります。

娘は初めて大きな鐘を突かせていただき、大変喜んでいました。


そのあと、近くの川でお神さんを祀るための水を川で汲みに行きました。
夏場は、緑色のコケが美しく、また、とっても涼しい風が吹き抜ける絶好のポイントですが、冬場は途中の経路に落ち葉が多く積もっていてで滑りやすく、水はいつものようにきれいでしたが、めっちゃくちゃ冷たかったです。

でも、ここでもパシャリ。




次は、山のお神さん「菩提の神さん」の掃除です。
このお神さんへは、さすが山の中に祀っているだけあって、車道から10分ほど細い山道を登ったところにあります。

子供たちと一緒に険しい山道を登り、細い丸太橋をわたり、さらにまた険しい山道を進みようやく辿り着きます。

「お掃除にまいりました。お正月の準備をさせていただきます。」
とご挨拶したのち、子供たちと掃除とお正月の準備をさせていただきました。

この「菩提の神さん」、すぐ脇に菩提樹があり、その樹にちなんで「菩提の神さん」と呼ばれています。
遠い昔、戦国時代でしょうか?
追手から逃れるためにこの山に逃げてきたお姫様とその護衛を務めてきた武将がここで亡くなり、お祭りされていると父から聞いています。

こういう伝承、私はとても大事だと思いますし、守っていかなければならないと思っています。
うちが所有する山林に祀られているため、我が家で祀らせていただいておりますが、息子の世代にもしっかり引き継いでいきたいと思っています。

この様子なら、大丈夫かな?



子供たちにとっては、大冒険の1日だったようです。

■慈眼寺(上勝町)の位置図




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